こんにちは、yuです。
昔尊敬する先輩がいまして、その人はいつも穏やか〜にゆったりと仕事をしているように見えるのですが、いつも仕事が早かったのです。
誰もが所詮は人間です。動きの速さ自体には、そこまで差は無いはずなのに、いったい何が理由でこの差は生まれるのでしょうか?
介護の仕事は、事務仕事と違って物理的に様々なことを処理するので、よーく見ているとその原因が見えてきます。
今回は、観察していて気づいた点をまとめようと思います。
1 . 作業の切り替えが早い
側からは見えにくいけど決定的に差が出るところ、それは「作業の切り替えの早さ」です。
介護であれば、食事介助が終わって、次の排泄介助に入る時など。
事務仕事であれば、Aの書類が完成してBの書類に取り掛かる時など。
デキる人は次の作業へ切り替わる際に、間髪入れずに頭も身体も切り替えて動いています。
意外とこの切り替え時に一息ついてしまったり、頭が切り替わらずに中々手を付けられなかったりしている人が多いです。タバコを吸う人は特にそうなる傾向がありますね。
2 . 前もって準備している
作業の切り替えを早くするためには、心身の切り替えの早さはもちろんですが、前もって準備しておく事が大切です。
すぐに作業に取り掛かれるよう、物品を前もってセッティングしておく。何をすれば良いのか、箇条書きにしておくなどです。
そういえば私は小学生の頃、着替えや教科書を前の晩に用意しておくよう親からよく言われていました。苦手でしたけど…。
3 . 集中する
集中するとは当たり前のことのようですが、これにもコツがあります。根性論ではないです。
色々な仕事を同時進行で進めていると、ついつい気が散漫になりがちです。
仕事を早く進める上でも、自分自身のストレスを和らげる意味でも、タスクは縦に並べて目の前のことから淡々と処理していくように意識します。目の前事以外はいったん忘れるようにして、なるべく頭の中をシンプルにします。
私の場合、事務処理などの場合は、なるべく心を無にして作業に取り掛かるようにしています。そうしないとすぐに頭がショートします。
4 . 慣れてきたら手順を簡略化する
企画書やプレゼン資料づくりなどの事務作業、このブログの執筆なんかもそうですが、慣れないうちは構成を考えたり、手書きでラフを描いたり、清書するまでにいくつかのステップ踏みます。
ですが、トレーニングを重ねるうちに、ある程度はいきなり清書に取り掛かってもある程度それなりに形に出来るようになります。
こうなると仕事もグンと早くなります。十分にトレーニングを積んだら、たまに作業工程を見直して、思い切って手順を簡略化することも考えてみるのも良いと思います。
5 . さいごに
介護もそうですがサービス業の場合「お客様から見たら余裕を持った立ち振る舞いをしている、でも実は仕事がとても早い」というのが一番カッコいいですよね。
これらの事を意識せずとも出来ている職員を見ると、本当に尊敬します。
私は意識しないと出来ないのです。人間常に成長ですから、これからも意識して自分の仕事の質を上げていきたいものです。
また、頭パンクしそうになっている後輩を見かけた時にも、多少なりともアドバイスが出来ればと思います。
ではでは!