Sow The Seeds

介護の現場から リーダーのためのブログ

他職種に真似できない、介護職に求められる『洞察力』の正体

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第二次世界大戦当時、アメリカで活躍した数学者エイブラハム・ウォールド*1の有名な逸話があります。

当時、彼は軍からの依頼である調査をしていました。

その頃は、爆撃機のパイロットが生き残れる確率は5割ほどと言われ大変リスクも高かった時代。

軍は、敵の砲撃から機体を守るためには装甲の強化が必要だと考えます。しかし装甲全てを強化してしまっては機体が重くなってしまうため、そう単純にもいきません。

ウォールドは、機体のどこを優先的に強化することが、機体の性能を失うことなく安全性を強化できるのかという調査を行なっていました。

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【介護施設】清拭タオルの管理方法に関する調査結果

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こんにちは、yuです。

皆さんがお勤めの介護施設では、排泄援助の時に使用する清拭タオルはどのようなタイプでしょうか?

私自身この辺の事情には詳しくなくて、調べてみると以下の3タイプが多いようです。

  • ① 不織布、使い捨て(ディスポーザブル)タイプ
  • ② 布タオル、自施設で消毒・洗濯
  • ③ 布タオル、業者に消毒・洗濯を委託

今回は、それぞれのタイプのメリット・デメリット、施設の傾向などを調べてみましたので、この場をお借りしてシェアさせて頂きたいと思います。

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新人職員の成長度合いが垣間見える3ステップ

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こんにちは、yuです。

新年度も早いもので丸3ヶ月が経とうとしていますね。

4月から働き始めた新人職員も徐々に仕事を覚え、慣れてきた頃でしょうか。

私は現在、特別養護老人ホームで主任介護士をしています。働き方としては5割が現場の介護業務、残りの5割が事務作業や対外的な事などの管理業務になります。

他の介護士さんほどには新人職員の具体的な動きというのは見えないのですが、それでも注意深く観察していると、「あぁ今この段階なんだな、次の目標はこれかな」という大まかな成長度合いは見えてくるもので…

その『段階』というのを新人職員さん、トレーナーさん、その他職員で共有しながら育成を進めていくと気持ちいいですよ。というお話です。

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介護施設における虐待問題を考察する【クローズアップ現代プラス】

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6月4日(火)NHKのクローズアップ現代プラスで『介護施設“虐待死”なぜ?』と題した放送がありました。

www.nhk.or.jp


5月末に報道された介護付き有料老人ホームの入居者死亡事件を受けて、介護施設における虐待問題について取り上げたものです。

介護付き有料老人ホーム「サニーライフ北品川」で4月、入所者の男性が暴行を受けて搬送先の病院で死亡する事件があり、警視庁捜査1課は22日、殺人容疑で、元職員の根本智紀容疑者(28)=東京都新宿区北新宿=を逮捕した。調べに対して、「暴行を加えたことはない」と容疑を否認している。

引用元:介護施設で入所者の男性死亡 殺人容疑で元職員を逮捕 警視庁 - 産経ニュース


容疑者は容疑を否認しており、事件の全容がはっきりとはしていない中で軽率なことは言えませんが、今回お亡くなりになられた方が少なくとも穏やかな老い、穏やかな死とは言えない状況だったことは確かでしょう、ご冥福をお祈り申し上げます。同業者として、重く受け止めたいと思います。

クローズアップ現代プラスでは、この事件についての取材と有識者による解説がされていました。

同業者の中でも放送内容について様々な感想の声が上がっていますが、私としましては「尺が足りない、ゆえに説明しきれてない」というのが感想です。

今回は私なりに番組の続きと言いますか、補足と言いますか、そのようなつもりで高齢者施設の虐待はなぜ起こるのか、どうしたら減らせるのかということを考えていきたいと思います。

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【後編】「してあげる場」から「共に営む場」を目指して【特養】

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前回の記事では、自立度高めのご利用者Aさんがキッカケで、より幅広いニーズに応えられる施設になるためにはどうしたら良いか考えている。そもそも利用者にとっての家である老人ホームは、生活を営む上での「めんどくさい事」をことごとく利用者から奪い、もてなしてきた、この「めんどくさい生活」に利用者を巻き込むことで、Aさんに合ったライフスタイルの創出ができるのかもしれない、ということをお話しさせて頂きました。

www.sow-the-seeds.com

今回はその続き、うちの施設で実際にできそうな具体案を書いていきます。

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【前編】「してあげる場」から「共に営む場」を目指して【特養】

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「仕事つき」「役割を持って」「共生」そんなワードがあらためて熱いように感じる。

・要介護の高齢者が有償で野菜栽培に取り組む 「仕事付き高齢者向け住宅」が生み出す可能性 | HELPMAN JAPAN

・「お散歩は『徘徊』じゃない」 駄菓子屋も開店!? “管理”しない、高齢者の新たなシェアハウス | スーモジャーナル - 住まい・暮らしのニュース・コラムサイト

・高齢者のお世話は介護じゃない。誤解だらけの「介護職」の本当の役割とは?(PRESENT_04加藤忠相レポート) | KAIGO LEADERS


様々な施設の形態、利用者の違い、職員配置の違いなどがあるので一概に語ることはできないのですが…

例えば私が働いている従来型特養やユニット型特養でも、特にユニット型に関して言えば生活の中に利用者にも役割を持ってもらって、家事仕事などにも参加してもらって、活き活きと自立(自律)的な生活していただく、そのような考え方や取り組みはこれまでにも行われていました。

しかし実際には、それらのことを出来る利用者がほとんどいなかったり、行おうにも結局マンパワーを投入する必要がありそこまで職員の手が回らなかったり、利用者の参加とは名ばかりの体裁だけ取り繕ったものになってしまっていたり、それらをする為により基本的な介護が疎かになってしまったり、利用者自身がお世話してもらって当然という姿勢だったり…

まぁほぼほぼ理想論として上手くはいかない場合、おエライさんの自己満足という場合も多かったわけです。

しかし今あらためて、諸事情ありまして『特養(自施設)の在り方』について模索しているところです。今回は、今年度取り組もうかなあと考えている今後の構想について、備忘録として綴っておきたいと思います。

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意思確認が出来ない方へ全ての延命治療を試みることの妥当性【自らの胃ろうを希望する介護職員は1.1%】

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Aさまの事例…

これまで自分で歩かれたり食事を食べられたり、特養の中では比較的自立度も高く、職員ともコミュニケーションを取りながらマイペースに過ごされていたAさま。

ある日脳梗塞で倒れ、救急搬送、入院加療。

後遺症のため身体は片麻痺、麻痺側でない方も脱力が強くほとんど自らで動ける力は残っていない、辛うじて瞳のみが自らの意思なのか反射なのかわずかに動かせる程度、意思表示はできない状態、胃ろうを増設して施設に戻られました。

胃ろう造設の判断について、Aさまは身寄りがおらず、何かあった場合には全て成年後見人に連絡を取るようになっていました。

しかし成年後見人は医療方針に関する判断や同意はできません。そのため救急搬送時、施設が病院に伝えた意向は「(本人の意思確認が出来ないので)全ての延命治療をお願いします」
※あくまで私が経験した一事例です。病院や施設によっては違った対応もあるのかもしれません。

このような経緯があって寝たきりとなってしまったAさま。

…ここで一つ疑問が生まれます。

Aさまの予後はきっとあと数年はあるでしょう、しかしこの生活は果たしてAさまが望んだものであったのか。延命治療に関する意思決定のプロセスは本当に適切であったのか。

「人生会議(ACP)」の重要性が取りざたされる昨今ですが、まだまだ本人の意思は不在のままの延命治療が行われることがあります。Aさまのケースように、本人の意思が分からなかったがゆえに…という事も。

私自身の普段の仕事は、どのような方であっても人生の最期までを少しでも穏やかに、安楽に、快適に、自分らしく過ごして頂けるようお手伝いをする事です。

しかしこのケースのように、そもそもの選択自体、利用者が被害者となっているかもしれない事例を見るとなんとも居たたまれない気持ちになるのです。

延命治療にまつわる意識、判断、そのあり方について今一度、思考を巡らせてみたいと思います。

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