介護関係
前編の記事では 介護保険制度は徴収した保険料だけではサービス供給ができないため、給付の50%は公費で賄っている。 国家予算の1/3は社会保障関連であり、これは他の項目を大きく上回る比率。 社会保障給付費の規模は年々膨れ上がっており、解決のための出…
介護の世界に身を置く者ならば、「おむつゼロ」と言うスローガンを見聞きした事がある人も多いでしょう。国際医療福祉大学大学院教授・竹内孝仁氏が提唱したもので、施設介護において、根拠のある介護を行う事で日中はおむつの着用者をゼロにしましょう!と…
夏祭りの時期ですね。私が働く老人ホームでも先日納涼祭が行われ、近所の親子連れが多くいらっしゃり盛り上がりました。お年寄りの喜ぶ顔、地域の方々との交流、中々やりがいもあり大変微笑ましいひと時でした。しかし私は正直申し上げますと、老人ホームで…
先日、8月の職員の希望有給について確認したところ、今までにないレベルで希望者が多かったので、「これで来月現場回るんかい⁉︎」と面食らってしまった私。そんな所から始まった、当事業所の労働環境の確認。有給取得については、全国平均を上回る11.3日/年…
先日、8月の職員の希望有給について確認したところ、今までにないレベルで希望者が多かったので、「これで来月現場回るんかい⁉︎」と面食らってしまった私。 現場をゆとりを持って回せるように、職員はもっと有給の取り方を工夫するべきだ。嘆かわしい! より…
とても共感できるツイートがあったのでご紹介。 (介護の名言)熱心な介護と支配欲は紙一重 #介護 — 介護あるある (@kaigoaruaru_bot) 2017年7月7日 (介護の名言)いい関係は〈他人以上、身内未満〉介護職は決して家族にはなりえない。でも困っている人に他人事…
先日、後輩と食事介助にまつわる話になりました。その後輩曰く「自分が入職した頃(7〜8年前)は、食事介助は少しでも早く、無理矢理にでも全量食べさせなきゃいけないと言う風潮だった」と言います。更にその数日後、新人職員さんと一緒に食事介助をしてた…
これまで、終末期や看取り介護等についての記事を書いてきました。 過去記事リンク ▼自分がどのように死ぬか知ってる?【死生観の授業1】実はすごく大事な『死ぬ場所』について【死生観の授業2】「看取り介護」とは何なのか?【死生観の授業3】 さてここで、…
介護施設で仕事をしていると「自分より立場の弱い人に横柄になる人」か「横柄にならない人」、この2種類の人間がいることを痛感します。そして、おそらく世間一般の方々が思うより、前者の人は多いと私は感じています。介護の仕事は、その人の人間性が浮き彫…
看取り介護という言葉を、皆さん聞いたことがありますか?看取り介護とはケア方法の一つで、介護業界ではポピュラーな言葉です。死に方(人生の最期の過ごし方)は、病院で亡くなるだけが唯一の道じゃない、高齢者にとっての自宅である老人ホームでも、最期…
【死生観の授業】第2回目は亡くなる場所に関するお話です。死にまつわる事を考えた時、もしかしたら1番大事なのがこれかもしれません。前回述べた「現代社会は、死を意識することのない環境」とはどういう事なのか、これについても死亡場所に関するデータを…
職業柄、大勢の方の死に立ち会ってきました。実際に看取った方もいれば、状態が悪化して病院に搬送→入院中にお亡くなりになる、と言う方もいらっしゃいます。現在ケアしている方々も人生の終盤を迎えた、死を間近に控えた人達です。この仕事でなければ、ここ…
面白い記事だったので、まずはご一読頂きたい ▼ blog.tinect.jp さて、私が所属する介護業界では、これと同じことが現場職員〜役職者間でしばしば発生し、互いの不満を募らせています。3Kで離職が多いと言われるこの業界ですが、実は離職理由の1位は人間関係…