Sow The Seeds

介護の現場から リーダーのためのブログ

高評価の商品レビューが参考にならない理由【社会心理学】

f:id:sts-of:20170327222654j:plainHere Is the New Balance MRL999 "Re-Engineered" Pack | Highsnobiety

私は欲しいものがあると、ECサイトの購入者レビューを見たり、レビューブログを見たりして参考にしている。しかし同時に、その行為は果たして何の意味があるのだろうかと疑問にも思ったりもしている。

今回は、高評価の商品レビューがあまりアテにならない理由を語らせて下さい。

 

 [目次]

 

自分を正当化したい心理

レビューを書く時の心理

「お金を出して買ったのだから悪い物のはずがない。なんて素晴らしいんだ!」と購入した事を正当化したい気持ち。

高評価のレビューについて考えられる人間の心理の一つがこれ。全てがそうとは言わないが、多分に含まれている事は間違いない。また多少不満があったとしても、良いレビューを書く事で(また似たようなレビューが溢れる事で)自分を慰めているのかもしれない。

認知的不協和や自己暗示の一種だろうか。*1


※余談だが、これとは逆に低評価のレビューについて、「俺こんな知識豊富なんだぜアピール」をしたいだけのものも見受けられる。特に書籍では多い。


レビューを見る時の心理

まず自分の欲しいものがある → 購入に足るものかレビューを見て確認する。

この時にも自分を正当化したい心理が働いている。確証バイアスやバンドワゴン効果が働き「これは買うに値する良い商品に違いない!」と、好意的なレビューは背中を押してくれるに違いない。*2*3




解決策

自分の目で見て確かめる

レビューを見るという事は、その商品を購入したことを擬似的に体験し想像する行為でありとても有意義だ。しかしあくまで擬似体験でしかない。

通販を利用する場合、やはり手間でも実店舗で確かめる事を推める。いくつかの似た商品から比較したり試してみたりするのが何よりだ。


自分の頭で考え、判断するしかない

ネット上のレビューは上で述べた通り。雑誌は大体良い事しか書かないしスペースにも限りがある。店の店員は売りたいから良い事を言う。

結局自分で考え判断するしかない。誰も信用してはいけない、自分の判断に責任を持つしかない。


沢山経験する、失敗する

ある分野で(例えば家電、靴、車、ファッション等)凝っていると、その分野の商品に沢山触れることになってくる。色々なものを購入し、成功と失敗を繰り返す事で見る目は養われる。失敗の可能性が段々と減ってくる。

地味で地道で当たり前だが結局これしかない。非効率的だがそれもまた一興、楽しんだらいい。無駄に右往左往してみることでしか学べないことも沢山ある。