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介護の現場から リーダーのためのブログ

介護関係

世界の安楽死事情まとめ【書籍紹介】

少し前のことになりますが、この本を読みました▼ 安楽死を遂げるまで 作者: 宮下洋一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/12/13 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 著者プロフィール スペインとフランスを拠点に世界各国で取材するジャ…

介護士一人あたりの年間有給取得日数、0.6日→10日以上を実現するまでのプロセス

こんにちはyuです。平成31年度から有給取得の義務化が始まりますね。今まで職員の有給取得状況について意識していなかった・対策をしていなかった会社では、今から準備をしておく必要があります。 平成30年6月29日に労働基準法などの改正案を含む「働き方改…

介護は「させて頂いている」のか「してあげている」のか、私的結論。

「介護は『してあげてる』んじゃない。『させて頂いている』と思え」いつからか、誰からか、そのような言葉をたまに聞くことがある。介護の仕事は、意識して気をつけないと「してあげてる」感に支配される。年上の人に対する礼儀も、お客に対する礼儀もなく…

オランダの老人ホームでは、一年間に入居者の半数が亡くなっている?【記事紹介・解説】

こんにちは、yuです。久しぶりの更新です。介護業界では、よく「北欧に学べ」といった趣旨の話を聞くことがあります。どういうことか、もう少し具体的に言うと、「北欧は日本に比べて、ユニットケアやグループホームなど、生活の場としての老人介護体制が徹…

「利用者:直接処遇職員」比率から考える、介護現場の運営方法

「利用者:直接処遇職員」とは、利用者の数と職員の数の比率のことです。お金のことだけを考えるなら、職員が少なくなるほどに収益性は良くなります。反対にサービスの質や労働環境だけを考えるなら、職員は何人でも増やして欲しいというのが現場の心情です…

介護施設の人事異動について考える

人事異動。どこの法人でも大なり小なり行っている事と思いますが、施設によって異動を行う目的意識、頻度、留意点などにずいぶんと差があるようで、組織マネジメントの観点から考えてみると中々面白いテーマです。上手に考え抜かれた人事異動は立派な戦略・…

介護士よ、利用者の死を恐れる必要は全くない

介護施設で仕事をしていると、「老い」や「死」に対する考え方も職員によってずいぶん違うのだということを実感します。本来それらの専門職でもあるはずの介護士ですが、実際にはそこまで死生観に踏み込んだ教育はなされていないですし、なんなら施設長クラ…

「科学的介護」の推進は、たぶん大失敗する

政府が推進している科学的介護。 どのような状態に対してどのような支援をすれば自立につながるか明らかにし、自立支援等の効果が科学的に裏付けられた介護を実現するため、必要なデータを収集・分析するためのデータベースを構築する。 ケアの分類法等のデ…

「当たり前の生活」という言葉が苦手です【介護のはなし】

こんにちは、yuです。介護の世界ではよく「当たり前の生活」という言葉が使われます。「当たり前の生活を取り戻す」「当たり前の生活をさせてあげたい」などなど。どういう時にこの言葉を使うのかというと、例えば私であれば 朝起きたらまずトイレに行って用…

75歳以上のすべての人に、安楽死できる権利を認めてはどうか

104歳のオーストラリア人科学者が、先日安楽死を遂げたというニュースがありました。※上の写真は関係ありません。 【シドニー共同】安楽死を希望していた104歳のオーストラリア人科学者が11日までに、渡航先のスイスで致死量の薬物を注射し死亡した。最後の…

最近嬉しかった部下とのやりとりを聞いてくれ【マネジメント・人材育成】

先日、夜勤をしていた時の出来事。一緒に夜勤をしていた部下とのやりとりで、とても嬉しいことがありました。人材育成や組織マネジメント、上司と部下のやりとりの一事例として、ご紹介させていただきます。

バイタリティに溢れたリーダーが組織をダメにする理由

こんにちは、yuです。皆さんは理想のリーダー像といったものを考えた時に、どのような人を思い浮かべますか?例えば、田中角栄、スティーブ・ジョブズ、孫正義など、歴史に名を残す著明なリーダーたち…いずれもバイタリティ溢れる、間違いなく優れたリーダー…

【再掲】長時間夜勤施設が90%超、16時間夜勤が減らない本当の理由 

16日の日経新聞に掲載されたこちらの記事▼ 介護施設の約7割が、16時間以上勤務する2交代制の夜勤シフトを取り入れていることが16日、日本医療労働組合連合会(医労連)の調査で分かった。人手不足が深刻化するのに伴って、2交代制は増加する傾向にある。…

なぜ介護士と看護師の溝は埋まらないのか?

介護業界において、職種間の溝、職種間の争いは避けて通れません。多職種が協力してケアにあたる…その原則は誰もが理解しているにも関わらず、それでも互いの悪口、陰口、不満を言い合って争いが耐えないのが常です。今回は特養を舞台に、どうしてこのような…

「理想と現実のギャップ」との付き合い方【新人介護士向け】

こんにちは、yuです。4月になりましたし、社会人なりたて、入社したて〜2年目くらいまでの方々にメッセージを送りたいと思います。この仕事をしていると「想像していたのと違う」とか「本当はもっと利用者に寄り添った仕事がしたかった」とか、組織に対する…

介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法【後編】

こんにちは、無理やり食事介助が大嫌いなyuです。介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法、前編では「なぜ無理やり食事介助が起こってしまうのか?」、その複合的な要因について解説しました。 後編では、実際にそれを起こさない施設になろうとした時に…

介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法【前編】

スポーツの世界で暴力的な指導がなくならないように…介護施設で虐待事件がなくならないように…介護施設における『無理やり食事介助』もまた、起きてはならない事と解ってはいても中々なくならない現象の一つです。もっとも、先の二例と比べた時に『無理やり…

介護における「マズローの欲求5段階説」、より実用的な解釈について

アブラハム・マズロー氏による自己実現理論「欲求5段階説」については、ご存知の方も多いと思います。人材育成や社会人のキャリア形成など、様々な場面で参考になる考え方として使用されています。介護分野においては介護福祉士の試験でも出題されるように…

「介護主任が常に現場に入っている施設」は危険

3月になりました。多くの職場では平成30年度の人事異動や昇格などが発表され、新たな組織編成の準備に追われているところではないでしょうか。ところで、介護施設によくある役職と言えば「介護主任(あるいは主任介護士)」いつも思う事ですが、この役職の働…

『排泄予知ウェアラブル・DFree』は世界を変えられるか

こんにちは、yuです。大変お恥ずかしい話ですが、私はトイレが近いのが悩みの一つでして、将来介護される身になった時に、きっと介護士さんには迷惑かけるだろうなーと、今からそんな心配をしています。そんな折に目に留まったこちらのニュース▼ 以下、記事…

特養における通院付き添いに、加算をつけてくれませんか?

こんにちは、yuです。今年の介護報酬改定について調べていて、ふと思い出したのですが、入居者さんが体調不良の時に行う通院の付き添いについて。これって完全にマンツーマン対応ですから、けっこう大変なんだけど…というのが今回のお話しです。

長時間夜勤施設が90%超、16時間夜勤が減らない本当の理由

先日、このようなニュースがありました▼ 日本医療労働組合連合会が9日に公表した介護施設の夜勤に関する調査の結果 −− 。厳しい長時間労働になりやすい2交替制をとっている施設が、全体の92.5%にのぼると報告されている。前年から2.3ポイント上昇。このうち8…

「自立支援の取り組みに対するインセンティブ」に関する論争について

先日投稿したこちらの記事について▼www.sow-the-seeds.com 色々誤解も生みそうなので少し補足をさせていただきたいと思います。前回私が否定的な書き方をした、おむつ外しや自立歩行の促し等、いわゆるADLの維持向上に資する取り組みに対して報酬加算を行う…

医療と介護の違いを国もあまり分かってないから迷走する【平成30年度 介護報酬改定】

こんにちはyuです。1月はブログお休みしておりまして今年初めての投稿になります。今年もよろしくお願いします!さて、1月26日、第158回社会保障審議会より平成30年度の介護報酬改定の全容が明らかにされました。 www.mhlw.go.jp 介護報酬は全体で0.54%のプ…

人はなぜ生きていられるのか【安楽死の是非について】【死生観の授業10】

12月24日に放送された「TVタックル(テレビ朝日系)」で、安楽死に関するテーマを取り扱っていました。安楽死に関する本も出している、脚本家の橋田壽賀子氏をゲストに迎え、様々な意見が交わされていました。 安楽死で死なせて下さい (文春新書) 作者: 橋田…

「勤続10年以上の介護福祉士、月8万円の処遇改善」をどう考えるか【新政策パッケージ】

こんにちは、yuです。ここの所バタバタしておりまして、更新が滞っていました。申し訳ございません。さて、今更感もありますが12月8日に閣議決定された「新しい政策パッケージ」について。 リンク:経済対策等 : 経済財政政策 - 内閣府この中では、介護人材…

上司と部下の溝が永遠に埋まらない理由を、分かりやすく説明する

介護施設では(一般的な会社でも)、上司と部下の溝はつきものです。特に現場を離れた上司と現場業務に入るスタッフとでは、お互いの不満を陰で言い合っている事は珍しくないでしょう。 現場職員「どうせ現場のことなんて知らないくせに、好き勝手言いやがっ…

成長できる人が必ず持っている資質と、それを活かすための教育プログラムとは?

こんにちはyuです。今回は、接遇やサービスマナーに関する人材育成についてです。どのような仕事でも、ある程度経験を重ねた人であれば必ず後輩や部下を持つようになります。組織の目標を達成するために、より良いサービスを提供するために、部下を教育をし…

自然死は苦しくないらしい、延命治療や延命介護さえ行わなければ…【看取り・死生観の授業9】

今回は看取り介護についてです。以前私は、無理やり食事介助は時代遅れですし、利用者を苦しめるだけだという主旨の記事を書きました。 www.sow-the-seeds.com 終末期における無理な栄養・水分摂取は、心不全、痰がらみ、肺水腫などを悪化させる原因にもなり…

暴れる利用者と身体拘束の問題。悩んでいる介護士さん、管理職さんへ

とあるブログで、このような記事を見つけました。 www.kaigosos.com 要約すると 認知症ゆえ歩き回り転倒や異食を繰り返す利用者がおり、現場は対応に苦慮し疲弊していた。マンツーマン対応にも限界がある。 会議にて、限界だと上層部に訴えるも真剣に取り合…