Sow The Seeds

介護の現場から リーダーのためのブログ

人材育成

介護は「させて頂いている」のか「してあげている」のか、私的結論。

「介護は『してあげてる』んじゃない。『させて頂いている』と思え」いつからか、誰からか、そのような言葉をたまに聞くことがある。介護の仕事は、意識して気をつけないと「してあげてる」感に支配される。年上の人に対する礼儀も、お客に対する礼儀もなく…

【Google流】優れたマネジャーに必要な8つの要素

優れたリーダーやマネジャーを発見し育成する事…これはどの組織においても重要なテーマの一つであると言えます。しかし業種による専門的な「技術」と違い、リーダーやマネジャーというのは「役割」であり、その人の人間性に依存するところが大きいです。その…

介護施設の人事異動について考える

人事異動。どこの法人でも大なり小なり行っている事と思いますが、施設によって異動を行う目的意識、頻度、留意点などにずいぶんと差があるようで、組織マネジメントの観点から考えてみると中々面白いテーマです。上手に考え抜かれた人事異動は立派な戦略・…

「当たり前の生活」という言葉が苦手です【介護のはなし】

こんにちは、yuです。介護の世界ではよく「当たり前の生活」という言葉が使われます。「当たり前の生活を取り戻す」「当たり前の生活をさせてあげたい」などなど。どういう時にこの言葉を使うのかというと、例えば私であれば 朝起きたらまずトイレに行って用…

最近嬉しかった部下とのやりとりを聞いてくれ【マネジメント・人材育成】

先日、夜勤をしていた時の出来事。一緒に夜勤をしていた部下とのやりとりで、とても嬉しいことがありました。人材育成や組織マネジメント、上司と部下のやりとりの一事例として、ご紹介させていただきます。

役職者の異動は、子持ちの人との結婚に似ている

私ごとなりますが…私には母が二人います。小学校低学年のころ両親が離婚し、私は父に引き取られました。それから少しの間父と二人で生活、その後父は再婚し新たな母を迎えたという経緯です。私の母親になれるのか、私が母を認めてくれるのか結婚した当初、新…

「理想と現実のギャップ」との付き合い方【新人介護士向け】

こんにちは、yuです。4月になりましたし、社会人なりたて、入社したて〜2年目くらいまでの方々にメッセージを送りたいと思います。この仕事をしていると「想像していたのと違う」とか「本当はもっと利用者に寄り添った仕事がしたかった」とか、組織に対する…

仕事が早い人は、決定的に〇〇が早い

こんにちは、yuです。 昔尊敬する先輩がいまして、その人はいつも穏やか〜にゆったりと仕事をしているように見えるのですが、いつも仕事が早かったのです。 誰もが所詮は人間です。動きの速さ自体には、そこまで差は無いはずなのに、いったい何が理由でこの…

介護における「マズローの欲求5段階説」、より実用的な解釈について

アブラハム・マズロー氏による自己実現理論「欲求5段階説」については、ご存知の方も多いと思います。人材育成や社会人のキャリア形成など、様々な場面で参考になる考え方として使用されています。介護分野においては介護福祉士の試験でも出題されるように…

リーダーになるための練習『 1 . 2 . 3 』

こんにちは、yuです。介護施設である程度経験を重ねた介護士は、フロアの介護士を束ねる役、即ち「リーダー」という役職がつきます。いち介護士からリーダーへの立場の変化。何をどのようにすれば良いのか戸惑う職員さんも多く、大体の人が苦戦を強いられま…

上司と部下の溝が永遠に埋まらない理由を、分かりやすく説明する

介護施設では(一般的な会社でも)、上司と部下の溝はつきものです。特に現場を離れた上司と現場業務に入るスタッフとでは、お互いの不満を陰で言い合っている事は珍しくないでしょう。 現場職員「どうせ現場のことなんて知らないくせに、好き勝手言いやがっ…

成長できる人が必ず持っている資質と、それを活かすための教育プログラムとは?

こんにちはyuです。今回は、接遇やサービスマナーに関する人材育成についてです。どのような仕事でも、ある程度経験を重ねた人であれば必ず後輩や部下を持つようになります。組織の目標を達成するために、より良いサービスを提供するために、部下を教育をし…

それでも私は貴乃花親方が大好きだ【偉人たちの名言集】

日馬富士、貴ノ岩間で起こった暴行問題が日々世間を騒がせていますね。沈黙を貫く貴乃花親方の動向にも注目が集まっています。協会で仕切り決着を見たいであろう八角親方。モンゴル力士会の発起人で責任感かお節介か来日した旭鷲山。暴行事件として警察に調…

勤務表を作るということは権力である【作成時のマイルール】

以前書いたこちらの記事▼リーダー的立場の人に必要な「公平性」や「規律」について色々語った記事です。www.sow-the-seeds.com 役職が上がると、自分でも知らず知らずのうちに権力や既得権を持つようになります。この権力を無自覚に誤った使い方をしないよう…

介護リーダー・主任に知っておいてほしい11のキーワード

リーダーの仕事は何かと聞かれると、一言で表現するのは中々難しいのものです。例えば勤務表を作るという仕事。リーダーは、毎日安定したサービスが提供出来るよう人員配置をしなくてはなりません。また職員の働く環境にも留意しなくてはなりません。勤務表…

ある戦略的には「従来型施設の方が新しい」のかもしれないという事実【ユニット型か従来型か】

従来型施設かユニット型施設か・・・利用者にとってどちらが良いのか、働く人にとってどちらが良いのか、国のあり方としてどちらが良いのか・・・これは日本の介護施設の抱えるテーマの一つでもあります。様々な視点からメリットデメリットを論じることが出…

勉強会は準備が9割!気をつけておきたい7つのチェックポイント【体験談】

こんにちはyuです。先日、近所の小学校の授業にお邪魔し勉強会を開催してきました。というのも、近々そこの小学生が「交流会」という形でうちの施設に来る予定があるため、事前に介護やお年寄りに関して色々と説明をしてほしいという依頼があったのです。大…

部下からの「耳の痛い話」が嬉しい

問題の大小に関わらず、部下から嫌な報告や指摘を受けることがあります。例えば私自身の問題。仕事に対する姿勢であったり、施策に対する反対や、部分的な指摘であったり。例えば部署の問題。事故やクレーム、職員間の問題、知りたくなかった職員の汚い部分…

「仕事の報酬は仕事」は強者の論理

「仕事の報酬は仕事」とは、ソニー創業者の一人である井深大氏が言った言葉です。*1ソニーといえば、故スティーブ・ジョブズ(アップル元CEO)もあるインタビューの中で「本当に偉大な、日本のコンシューマーエレクトロニクスの会社があって、それがポータブ…

良い上司と巡り会える可能性は1%、自分が良い上司になれる可能性も1%【成人発達理論】

仕事中によく出くわすある場面。職員たちが口にする上司の愚痴。「申し送りがない。聞いていない。」「相談がない。勝手に決められた。」「ワンマンだ。」等々しかしそんな職員たちも、例えば委員会の長として、あるいは行事やプロジェクトの担当として自ら…

「人材育成のために部下に仕事を振る」は本当か?

こんにちは、yuです。よく人材育成の手法として、「上位者の仕事を部下にやってもらって、より高い視点を育てる。」という事を聞くことがあります。ですがこれ、上司が楽するための言い訳に使っていませんか?と言うのが今回のお話です。この方法論自体は決…

組織の変革を妨げる「自分のした苦労は部下にもさせたい病」には注意したい

私が今の施設に来て、1年が過ぎました。今所属している施設は、法人の中でも古株の施設でして、よく言えば伝統的な、悪く言えば「属人的な昔ながら」が色濃く残る施設です。着任直後は、様々な手順書が整備されていない、ルールを聞いてもどこにも書いていな…

オススメ!効果的な勉強会には〇〇〇を使う【社内研修】

仕事柄、様々な研修に参加することもあれば、自ら企画し講師を行うこともあります。先日、久しぶりに社内の先輩が企画した勉強会がありまして、それに参加した時のこと。疲れが溜まっていたこともあり、正直言うとあまり乗り気ではなかったのですが、参加し…

人が違えば正反対の事も言いますよ、って話【人材育成】

以前のブログで、私はこんな話をしました ▼ ③ 人によって使い分けも必要 入社1年目の新人と、5年目の中堅では、求められる働きが違います。 求められる働きの度合いに応じて、褒める内容、叱る内容も変わってきます。 褒める事と叱る事、どちらが大事かと…

褒める事と叱る事、どちらが大事かと聞かれたら、こう答える。

「見て覚えろ」「褒めて伸ばせ」「今時の子は叱るとすぐ折れる」…どのように育てるのが正しいのか、また効果的なのか。人材育成に悩めるリーダー職は多いですよね。私も日々格闘しています。よく出る話として、「褒める事と叱る事、どちらが大事か?」と聞か…