Sow The Seeds

介護の現場から リーダーのためのブログ

【期間限定記事】介護施設内における、互いの進退を賭けた仁義なき戦い【悪用厳禁】

こんにちは、yuです。先ほどドラマ「ハゲタカ(テレビ朝日)」を見ていまして、「誰が組織を導くか」という問題は、時に互いの進退を賭けた戦いになるんだよな〜、と改めて考えさせられました。以前働いていた施設の状況を後輩から聞く事があるのですが、こ…

介護は「させて頂いている」のか「してあげている」のか、私的結論。

「介護は『してあげてる』んじゃない。『させて頂いている』と思え」いつからか、誰からか、そのような言葉をたまに聞くことがある。介護の仕事は、意識して気をつけないと「してあげてる」感に支配される。年上の人に対する礼儀も、お客に対する礼儀もなく…

オランダの老人ホームでは、一年間に入居者の半数が亡くなっている?【記事紹介・解説】

こんにちは、yuです。久しぶりの更新です。介護業界では、よく「北欧に学べ」といった趣旨の話を聞くことがあります。どういうことか、もう少し具体的に言うと、「北欧は日本に比べて、ユニットケアやグループホームなど、生活の場としての老人介護体制が徹…

「利用者:直接処遇職員」比率から考える、介護現場の運営方法

「利用者:直接処遇職員」とは、利用者の数と職員の数の比率のことです。お金のことだけを考えるなら、職員が少なくなるほどに収益性は良くなります。反対にサービスの質や労働環境だけを考えるなら、職員は何人でも増やして欲しいというのが現場の心情です…

【Google流】優れたマネジャーに必要な8つの要素

優れたリーダーやマネジャーを発見し育成する事…これはどの組織においても重要なテーマの一つであると言えます。しかし業種による専門的な「技術」と違い、リーダーやマネジャーというのは「役割」であり、その人の人間性に依存するところが大きいです。その…

介護施設の人事異動について考える

人事異動。どこの法人でも大なり小なり行っている事と思いますが、施設によって異動を行う目的意識、頻度、留意点などにずいぶんと差があるようで、組織マネジメントの観点から考えてみると中々面白いテーマです。上手に考え抜かれた人事異動は立派な戦略・…

介護士よ、利用者の死を恐れる必要は全くない

介護施設で仕事をしていると、「老い」や「死」に対する考え方も職員によってずいぶん違うのだということを実感します。本来それらの専門職でもあるはずの介護士ですが、実際にはそこまで死生観に踏み込んだ教育はなされていないですし、なんなら施設長クラ…

「科学的介護」の推進は、たぶん大失敗する

政府が推進している科学的介護。 どのような状態に対してどのような支援をすれば自立につながるか明らかにし、自立支援等の効果が科学的に裏付けられた介護を実現するため、必要なデータを収集・分析するためのデータベースを構築する。 ケアの分類法等のデ…

「当たり前の生活」という言葉が苦手です【介護のはなし】

こんにちは、yuです。介護の世界ではよく「当たり前の生活」という言葉が使われます。「当たり前の生活を取り戻す」「当たり前の生活をさせてあげたい」などなど。どういう時にこの言葉を使うのかというと、例えば私であれば 朝起きたらまずトイレに行って用…

75歳以上のすべての人に、安楽死できる権利を認めてはどうか

104歳のオーストラリア人科学者が、先日安楽死を遂げたというニュースがありました。※上の写真は関係ありません。 【シドニー共同】安楽死を希望していた104歳のオーストラリア人科学者が11日までに、渡航先のスイスで致死量の薬物を注射し死亡した。最後の…

最近嬉しかった部下とのやりとりを聞いてくれ【マネジメント・人材育成】

先日、夜勤をしていた時の出来事。一緒に夜勤をしていた部下とのやりとりで、とても嬉しいことがありました。人材育成や組織マネジメント、上司と部下のやりとりの一事例として、ご紹介させていただきます。

偉くなると、現場を忘れる

前回の記事、「バイタリティに溢れたリーダーが組織をダメにする理由」の補足を少しさせて頂きます。この記事は「バイタリティのある人はリーダーに向いていない」という趣旨で書いたわけではありません。「バイタリティがあるがゆえのリスクに注意しましょ…

バイタリティに溢れたリーダーが組織をダメにする理由

こんにちは、yuです。皆さんは理想のリーダー像といったものを考えた時に、どのような人を思い浮かべますか?例えば、田中角栄、スティーブ・ジョブズ、孫正義など、歴史に名を残す著明なリーダーたち…いずれもバイタリティ溢れる、間違いなく優れたリーダー…

役職者の異動は、子持ちの人との結婚に似ている

私ごとなりますが…私には母が二人います。小学校低学年のころ両親が離婚し、私は父に引き取られました。それから少しの間父と二人で生活、その後父は再婚し新たな母を迎えたという経緯です。私の母親になれるのか、私が母を認めてくれるのか結婚した当初、新…

【再掲】長時間夜勤施設が90%超、16時間夜勤が減らない本当の理由 

16日の日経新聞に掲載されたこちらの記事▼ 介護施設の約7割が、16時間以上勤務する2交代制の夜勤シフトを取り入れていることが16日、日本医療労働組合連合会(医労連)の調査で分かった。人手不足が深刻化するのに伴って、2交代制は増加する傾向にある。…

なぜ介護士と看護師の溝は埋まらないのか?

介護業界において、職種間の溝、職種間の争いは避けて通れません。多職種が協力してケアにあたる…その原則は誰もが理解しているにも関わらず、それでも互いの悪口、陰口、不満を言い合って争いが耐えないのが常です。今回は特養を舞台に、どうしてこのような…

「理想と現実のギャップ」との付き合い方【新人介護士向け】

こんにちは、yuです。4月になりましたし、社会人なりたて、入社したて〜2年目くらいまでの方々にメッセージを送りたいと思います。この仕事をしていると「想像していたのと違う」とか「本当はもっと利用者に寄り添った仕事がしたかった」とか、組織に対する…

介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法【後編】

こんにちは、無理やり食事介助が大嫌いなyuです。介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法、前編では「なぜ無理やり食事介助が起こってしまうのか?」、その複合的な要因について解説しました。 後編では、実際にそれを起こさない施設になろうとした時に…

介護施設が『無理やり食事介助』をやめる方法【前編】

スポーツの世界で暴力的な指導がなくならないように…介護施設で虐待事件がなくならないように…介護施設における『無理やり食事介助』もまた、起きてはならない事と解ってはいても中々なくならない現象の一つです。もっとも、先の二例と比べた時に『無理やり…

「組織図はちゃんと作りこみましょう」という話

皆さんは、ご自身の施設の組織図を理解し、日頃からそれを使いこなせていますか?案外、組織のトップでさえ組織図に関して無頓着で、その結果うまくいかなくなる組織が世の中には沢山あります。組織の営みは身体と似ています。職員それぞれの役割の違いや指…

仕事が早い人は、決定的に〇〇が早い

こんにちは、yuです。 昔尊敬する先輩がいまして、その人はいつも穏やか〜にゆったりと仕事をしているように見えるのですが、いつも仕事が早かったのです。 誰もが所詮は人間です。動きの速さ自体には、そこまで差は無いはずなのに、いったい何が理由でこの…

介護における「マズローの欲求5段階説」、より実用的な解釈について

アブラハム・マズロー氏による自己実現理論「欲求5段階説」については、ご存知の方も多いと思います。人材育成や社会人のキャリア形成など、様々な場面で参考になる考え方として使用されています。介護分野においては介護福祉士の試験でも出題されるように…

「介護主任が常に現場に入っている施設」は危険

3月になりました。多くの職場では平成30年度の人事異動や昇格などが発表され、新たな組織編成の準備に追われているところではないでしょうか。ところで、介護施設によくある役職と言えば「介護主任(あるいは主任介護士)」いつも思う事ですが、この役職の働…

『排泄予知ウェアラブル・DFree』は世界を変えられるか

こんにちは、yuです。大変お恥ずかしい話ですが、私はトイレが近いのが悩みの一つでして、将来介護される身になった時に、きっと介護士さんには迷惑かけるだろうなーと、今からそんな心配をしています。そんな折に目に留まったこちらのニュース▼ 以下、記事…

特養における通院付き添いに、加算をつけてくれませんか?

こんにちは、yuです。今年の介護報酬改定について調べていて、ふと思い出したのですが、入居者さんが体調不良の時に行う通院の付き添いについて。これって完全にマンツーマン対応ですから、けっこう大変なんだけど…というのが今回のお話しです。

長時間夜勤施設が90%超、16時間夜勤が減らない本当の理由

先日、このようなニュースがありました▼ 日本医療労働組合連合会が9日に公表した介護施設の夜勤に関する調査の結果 −− 。厳しい長時間労働になりやすい2交替制をとっている施設が、全体の92.5%にのぼると報告されている。前年から2.3ポイント上昇。このうち8…

リーダーになるための練習『 1 . 2 . 3 』

こんにちは、yuです。介護施設である程度経験を重ねた介護士は、フロアの介護士を束ねる役、即ち「リーダー」という役職がつきます。いち介護士からリーダーへの立場の変化。何をどのようにすれば良いのか戸惑う職員さんも多く、大体の人が苦戦を強いられま…

「自立支援の取り組みに対するインセンティブ」に関する論争について

先日投稿したこちらの記事について▼www.sow-the-seeds.com 色々誤解も生みそうなので少し補足をさせていただきたいと思います。前回私が否定的な書き方をした、おむつ外しや自立歩行の促し等、いわゆるADLの維持向上に資する取り組みに対して報酬加算を行う…

医療と介護の違いを国もあまり分かってないから迷走する【平成30年度 介護報酬改定】

こんにちはyuです。1月はブログお休みしておりまして今年初めての投稿になります。今年もよろしくお願いします!さて、1月26日、第158回社会保障審議会より平成30年度の介護報酬改定の全容が明らかにされました。 www.mhlw.go.jp 介護報酬は全体で0.54%のプ…

人はなぜ生きていられるのか【安楽死の是非について】【死生観の授業10】

12月24日に放送された「TVタックル(テレビ朝日系)」で、安楽死に関するテーマを取り扱っていました。安楽死に関する本も出している、脚本家の橋田壽賀子氏をゲストに迎え、様々な意見が交わされていました。 安楽死で死なせて下さい (文春新書) 作者: 橋田…