先日、夜勤をしていた時の出来事。一緒に夜勤をしていた部下とのやりとりで、とても嬉しいことがありました。
人材育成や組織マネジメント、上司と部下のやりとりの一事例として、ご紹介させていただきます。
偉くなると、現場を忘れる
前回の記事、「バイタリティに溢れたリーダーが組織をダメにする理由」の補足を少しさせて頂きます。
この記事は「バイタリティのある人はリーダーに向いていない」という趣旨で書いたわけではありません。
「バイタリティがあるがゆえのリスクに注意しましょう」という趣旨です。
では、このリスクを回避するためにはどうすれば良いのか…
バイタリティに溢れたリーダーが組織をダメにする理由
こんにちは、yuです。皆さんは理想のリーダー像といったものを考えた時に、どのような人を思い浮かべますか?
例えば、田中角栄、スティーブ・ジョブズ、孫正義など、歴史に名を残す著明なリーダーたち…
いずれもバイタリティ溢れる、間違いなく優れたリーダーたちです。
一方私はというと、まぁダメ人間です。
体力がなく長時間労働はしたくない。腰痛持ち(ヘルニアで手術歴あり)で無理すると痛みがぶり返す。大体いつも眠い。つい楽な方へ流されそうになる。子供の頃、宿題はギリギリまでやらなかった。記憶力が悪い等々。
そんな弱点だらけな私ですが、リーダー的立場を任せられるようになってからは意外とその弱点こそがメリットになると思える事も多かったです。
というのも世の中を観察していますと、むしろバイタリティがある方がかえって弊害になっている場合もしばしばあるように見受けられるのです。
今回は、怠け者リーダー(私)のマネジメント論をお話しします。
役職者の異動は、子持ちの人との結婚に似ている
私ごとなりますが…私には母が二人います。
小学校低学年のころ両親が離婚し、私は父に引き取られました。それから少しの間父と二人で生活、その後父は再婚し新たな母を迎えたという経緯です。
私の母親になれるのか、私が母を認めてくれるのか
結婚した当初、新しい母はきっとそのような不安や心細さを抱えていたと思います。
私は子供ながらに気を使いまして、自分の中で誓いを立てました。
【再掲】長時間夜勤施設が90%超、16時間夜勤が減らない本当の理由
16日の日経新聞に掲載されたこちらの記事▼
介護施設の約7割が、16時間以上勤務する2交代制の夜勤シフトを取り入れていることが16日、日本医療労働組合連合会(医労連)の調査で分かった。人手不足が深刻化するのに伴って、2交代制は増加する傾向にある。現場からは是正を求める声が高まっている。
(中略)
全国の特別養護老人ホームや短期入所施設などの介護施設約700カ所を対象に調査票を送り、147施設が回答した。そのうち107施設(73%)が、1回の夜勤で16時間以上働く2交代制のシフトを取っていた。
(以下省略)
実際の現場を知らない人がこの記事を見ると、けっこうな誤解を生みそうなので念押ししておきますが、「16時間夜勤を8時間夜勤にすれば楽になる」という解釈は間違いです。
これは多くの人に伝えておきたい。
8時間夜勤と16時間夜勤の違いについては以前当ブログでも解説しましたが、改めてご説明します。
なぜ介護士と看護師の溝は埋まらないのか?
介護業界において、職種間の溝、職種間の争いは避けて通れません。
多職種が協力してケアにあたる…
その原則は誰もが理解しているにも関わらず、それでも互いの悪口、陰口、不満を言い合って争いが耐えないのが常です。
今回は特養を舞台に、どうしてこのような事が起こるのか、どうしたらこの争いは無くなるのか、或いは無くせないものなのか、考えていきたいと思います。
「理想と現実のギャップ」との付き合い方【新人介護士向け】
こんにちは、yuです。
4月になりましたし、社会人なりたて、入社したて〜2年目くらいまでの方々にメッセージを送りたいと思います。
この仕事をしていると「想像していたのと違う」とか「本当はもっと利用者に寄り添った仕事がしたかった」とか、組織に対する不満を聞く事が多々あります。
私としては、こうした不満が生まれる理由は2つあると思っていて、1つは環境の問題、もう1つは自分の問題だと思っています。
今回は厳しいことも含め、その2つの理由についてお話しします。
新卒入社の3割は3年以内に辞める世の中、辞める前にちょっと考えていただけたら幸いです。